CAFE UNIZON　　日々の茶飯事／Daily topics about Cafe-Life

下田逸郎さんの唄の世界を評して
つかう言葉“たゆたい”。
イメージみたいなもので
ふんふん、こういうものだろうと
思っていましたが、
今更ながらどんな意味だろう？って、
ライブを見た後にこっそり
調べてみました。

“たゆたい”とは、漢字に直すと“揺蕩い”
たゆた・う［動ワ五（ハ四）］
１ ゆらゆらと揺れ動いて定まらない。「波間に小舟が―・う」
２ 気持ちが定まらずためらう。心を決めかねる。
「強悪非道の曲物(くせもの)も女と見て少し―・う内に」

おお〜なるほど〜！言い得て妙だ！！

と、ゆう訳で先週の11月26日（金）は
かねてから告知していた下田逸郎さんの
ライブがここユニゾンでおこなわれました。



一曲目の“花雪風”
聴いたとたんにこの日は
凄いライブになるぞとの予感が。

下田さんの世界を歌い上げる
下村陽子さんの声は
まさに変幻自在、情感豊かに
歌い上げるなんて言葉では
足りないほど見るものを
圧倒する見事な歌声でした。
ひとことひとこと下田さんの詩の言葉を
飲み込みながら、
柴田奈穂さんの美しいヴァイオリンの
音色とマッチして引き込まれる引き込まれる。。。

そして下田逸郎さん、
渋すぎる。。。
バックコーラスの時といい、
抑揚のきいたその声は、
クラクラとなるほど
かっこいい。
個人的に、“セクシィ”
ひつこいけどもう一度
聴きたかった。。。
でも欲張るのはやめましょう。



それほど三人の演奏は素晴らしかった。
お客として見たかったなぁ。
そう思わせるほどでした。

下田さん、下村さん、柴田さん、そして
来て下さったお客様
誠にありがとうございました。

また見たいです。